自分の出番が終わり、PB大幅更新で親父としてのメンツは保てた。さあ次は愛娘の舞台。
娘とは親子ランを4回走っているが、ソロは初めて。会場の独特の雰囲気に完全に飲み込まれ、緊張しまくりな娘。表情が硬く引きつった笑顔。変てこなポーズをと取るお気楽な息子とは対照的だ。
この日のために用意したアディダスの黒+オレンジ色のロゴTシャツで親娘コーデ。 着替えて自分の名前が入ったゼッケンを付けると自然とスイッチが入ったようだ。
ジッとしていられなくなり、一緒にアップ。一丁前に流しも入れたりなんかして。
選手コールでは、「はい!」と大きな声で応じていた。なんだか頼もしく見えた。
エントリー数は約30名。申告タイム4’30は5番目。4月のあだち五色桜が4’53。娘と相談し決めた目標タイムだったが、彼女にとってはタイムより順位のほうが気になるらしい。周りを見渡すと、いかにも速そうな子が数人いる。
順位にこだわるのも大事なことだけど、ここはOTT。ライバルは自分で、目指すべきタイムは自己ベスト。陣地に一旦戻る際に、マイペースで行くように釘を刺す。
いよいよ。盛り上げてくれようとしているM高史さんの真横で、直立不動で固まる娘・・・。そりゃそうなるよね。運動会の徒競走にはない雰囲気。ここはOTT、親子ランにありがちなファンランの要素はない。
On your mark.
スタートの体勢がガチだぜ。スターターを見つめる真剣な眼差しに、こちらにも緊張感がビシバシ伝わってくる。
スタート
うわ、すんごいスピードで飛び出すキッズたち。

トラック内側で並走しつつ、とりあえずペースダウンさせる。入りの200mは53秒、4'25ペース。あと2周このペースはちょいきつそう。引っ張るのではなく娘の様子を見ながらの並走が続く。
第4コーナーにいるママと弟の応援に応える余裕はなかったようだが、しっかりしたフォームで走り抜ける、
残り300m。自分を追い越そうとする男の子に気付く娘。明らかに表情が変わった!抜かれた瞬間、スイッチが入ったようだ。
その気持ちに応えてやりたいと思った。こちらも必死に声援を送る。
家族の応援を受け、最後のコーナーを曲がって、渾身のラストスパート!
抜き返して差を広げて、ゴール。
あっぱれだった。娘、よく頑張った。息子が激励に駆け寄ってくる。姉弟愛のハグが見られるのかと思いきや、ヤツは走り過ぎていった。って、どんなオチですか(笑)。
記録4'56。19人中12位。目標の4'30には届かず。
娘、見るからにテンション低い・・・。目標タイムに及ばず、相当悔しいみたいだった。そういう気持ちになる娘、我が子ながら誇りに思う。
暑い時間帯を避けるための配慮だと思うんだけど、キッズ1000mが終わるのは18時過ぎ。夕食の時間もあるし翌日は学校があるし、ゆっくりできず撤収して帰宅。
娘のことを応援してくださったみなさま、ありがとうございました!
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