「マラソンが趣味のAさんは11月28日に開催されるマラソン大会で2時間40分未満(以下、「サブ40」と言います。)で走ることを目標にしています。以下の問いに答えなさい。但し、正解はひとつとは限りません。」
問題①:サブ40をするために、一定のスピードで走る場合の1km当たりのペースを答えなさい。
解答①:3’47/kmだと2:39’38、3’48だと2:40’20で間に合いません。
問題②:下記に示すAさんのこれまでの実績に基づき、Aさんの走りを分析しなさい。
・2019年のつくばで2時間45分切りを達成した時、わずか3秒だけど後半のほうが速いネガティブ・スプリット
・現在のPBは2021年3月に記録し、42秒のネガティブ
・ハーフのPBは2020年ハイテクで26秒のネガティブ
・先日10kmのPBも4秒のネガティブ
・2週間前の30km大会では悪天候により3’48ペース。これまでに3’45未満で30kmを走れたのは1回だけ
解答②:Aさんは前半に突っ込んで後半に粘るタイプではなく、前後半通してイーブンペースか、後半にペースを上げるスタミナ型だと見受けられます。
問題③:上記を踏まえ、あなたはAさんに対してレースでどのようにペース配分することをアドバイスしますか?
解答③:当日の気象条件にもよりますが、まずAさんのタイプからすると2つのパターンが考えられます。
(1) イーブンに近いペース配分で、30kmまで3’47、残り12.195kmを3’48だと2:39’50です。
(2) 後半のペースダウンを織り込み、30kmまで3’45~3’46、残りを3’51~3’53だと2:39’51か2:39’57となり、それぞれ達成可能となります。
どちらがいいのか、それはAさんが決めるべきことだと思います。
問題④:Aさんはレースの4週間前に練習でフルマラソンを走ることにしています。解答③を踏まえ、設定タイムとペース配分についてあなたの考えを纏めなさい。
解答④:レース前にフルを走るのはタイムを求めるのではなく、距離に慣れておくことが目的ですね。解答③の(1)か(2)を選ぶ材料を得るためには、残りをペースダウンしないで走り切れる30kmまでの適正ペースがどの辺なのかを探るのが良いと思うので、3’45~3’46を目安とし残りは余力を確認しつつペースを落としたジョグというのが良いと考えます。仮に4’10まで落としてもサブ45で着地できます。通過点としての30kmを余力を持って3’45で走れば自信になるし、消耗しきって残りの余力がなければ、レースでは解答③の(1)のプランを選べばよいと思います。
問題⑤:Aさんは練習フルでどのシューズを履くべきか、あなたの考えを述べなさい。
解答⑤:知ったこっちゃありません。
以上、独り芝居終わり。
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