「今夜グラタンにするね」と、50cmはあろうかというバゲットを抱えて買い物から帰宅した妻。僕が禁酒中なのは気付いていなかったようで、もちろん彼女に悪気なんて1mm足りともない。
「今夜ぐらい飲んじゃえばいいのに」とは言わないし、「私は飲みたいな」とも言わない。理解をしてくれているのは助かる。彼女はお酒は飲めるしワイン好きだけど、そもそも平日に飲むことはなく、週末は僕がワイン以外の時はノンアルのカクテル缶1本飲むことがあるかないか。
いつもならワインと共にチーズを数種類用意するところ、そうすると我慢の限界値を越えてしまいそうなので、クセのないクリームチーズとオリーブオイルで節制。
雰囲気だけでもと、シャンパングラスに炭酸水。
ノンアルのビールでも酔う感じがするとか、顔が赤くなるなんて話を聞いたことがあるが、あながちそういうこともあるかもしれない、と思ったり。






最大の誘惑をはねのけ迎えた日曜日。快晴で風も穏やかそう。
コーヒーを飲みながらなんとなく陸上競技場をチェックしてみたら、夢の島が一般開放だった。辰巳の森も夢の島公園も陸上トラックも近接していて、家からの距離はあまり変わらない。決め手はペース走だからってことで、4か月ぶりにトラックに行ってみた。
気温15度前後で丁度いいが、かなり日差しが強い。
2W前の15kmペース走。東京30Kの1W前が3’39だったので、同じくらいで、一定ペースで余力を感じながら走り切れればOK。
アップしてスタート。直ぐに、ラップがオートのままだったことに気づき、仕切り直し。
便利チャートから400mを1’28、800mを2’55と事前に確認していたものの、ガーミンの表示設定はいつもの「ラップペース、距離、タイム」のままだから、結局1km毎にラップを取ることに。
リズムに乗ろうと始めは何度かラップペースを確認。3’37~38と安心していたものの、1km通過は3’41。あれ。早くも誤差が生じてしまった。
トラックあるあるで距離が長めに出てしまうので、実際のペースはガーミンの表示よりも遅いことになる。
トラック内では中学生~大人のいくつかのグループが様々なペースで走っていて、やや混雑気味。1周する間に追い抜くこと1~2回。このご時世だし、やや距離を保って。風も吹き始め、そこそこの抵抗感。
言い訳に過ぎないけど、レーンは違えどスプリント系の練習をしているグループもあり、ペースが全く異なるランナーと紛れてペースをキープするのは結構難しい。一定ペースで走るためにトラックにしたものの、かえって逆効果になってしまった。
トラックでは初めてのNext%。これも自分には合わなかった。ピッチが少ない=ストライドが広いと、同じペースなら接地時間が長い。
路面だとクッションによる衝撃吸収とカーボンプレートからの反発を得る時間のバランスが取れていると感じるけど、トラックだとクッションが柔らかすぎて反発を得るタイミングを微妙に逃しているようだ。あくまでも個人的見解。
接地感とグリップ重視だと、僕にはトラックなら薄底のノーマルrenかブツブツが凄いadizero feather RKのほうがしっくりくるのかもしれない。
そんなことを感じながら、4kmまで連続で設定オーバー。5km目は意識的にスピードを上げて、ようやく3’39。
3’41, 3’43, 3’41, 3’44, 3’39
シューズと足の一体感・ホールド感を増そうと、水分補給がてら靴ひもをきつく結び直す。いくらかマシになった。6km目でラップを押し忘れ、以降、バラバラのラップになってしまった。
トラックの外側ではハードル練習が行われていたり、完全に集中力を欠いてしまった。水分補給も計3回と多め。
3’39, 3’41, 3’38, 3’39, 3’40
3’38, 3’39, 3’39, 3’30, 3’28
なんとかペースが安定してきたものの、思いのほか疲労もたまってきた。ラストは上げてゴールし、54’39、ペース3’39。ピッチ178、ストライド157cm。
設定はクリアしたし、テーパリングで全力ガチではないにもかかわらず練習のベストタイム。なんだけど、内容がイマイチなだけに不完全燃焼。
ちぐはぐなラップ表。
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