前日夕方にブログを更新した時、練習フルは4’08ペースのイーブンでサブ55のつもりだった。夜、水戸黄門やしまだ大井川などのレースを翌日に控えるみなさんのブログに目を通していると、自分はそんなゆるゆるの設定でいいんだろうかと迷いが生じた。
2年前は水戸を走ったし、昨年だってエントリーはした。あいにく海外出張と重なりDNSとなって、今年もその可能性があったのでエントリーは見送った。
当日朝。気温はこの時期にしてはちょっと高めだけど、曇っていて日差しはない。湿度も高くない。なかなかのコンディション。まだ鼻水と咳が残るけど体調は悪くない。上を目指すためには調整ではなくガチってみて、今の走力を確認しておきたい。
辰巳公園は19度。風はそこそこ吹いている。ジェル2つを携行し、アミノバリュー500mlはコース上に置いた。1kmだけアップ。
選んだシューズはJapan Boost 3。ズームフライFKはやっぱり前足部が痛くなるので戦力外通告を出してやった(笑)。
目標はサブ50。30kmまでキロヨン、残りを4’06で粘るプラン。ピッチは180。メトロノームをピッピさせながら走ってみることにした。ストライドに頼らないで走り切りたい。
入りの1km目、不安を抱えながら走るよりも絶大の信頼があるシューズを選んで正解。ピッチと呼吸のリズムも合って3’59.5。1周2km弱の周回コース。奇数区間が向かい風の時間が多く、時折風が強いとペースが落ちるも、5kmは順調に通過。
8kmで給水(この間、時計はストップ)。ストライドが大きい僕にとってピッチ180はちょっと窮屈ではあるけど、着地の衝撃が軽減されるメリットを重視しガマン。10km通過は39’53、7秒の貯金。
まぁ序盤ということもあるけど、3’57前後ならイケそうな感覚はあった。でも前半の「欲張る」貯金は後で必ず響いてくるので無理をしないように、自然なペースを意識した。
15kmで1個目のジェル。チョコ系とか甘いのは苦手じゃないけど、酸っぱい系のほうがシャキッとする。
1:19’45で、20km通過。貯金は15秒。
ちょっと中弛みかな、21km以降のラップがちょいちょいこぼれるようになる。24kmで給水。立ち止まると咳が出るっていう(笑)。25kmが1:39’59。貯金1秒になってしまった。
うっすら日が差したり気温も上がってきて、汗の量が増える。じわりじわりと疲れが溜まり前足部もジンジン痛みだし、30kmが2:00’16で16秒の借金に変わる。2時間を切っていれば後は4’06でサブ50のつもりだったので、この16秒は微妙にイタイ。
キロヨンをちょい超えるぐらいのペースは維持できそうだった。180のピッチを頑なにキープ。こうなったら、キロヨンの男は無理でもピッチ180の男になってやろうと(笑)。
32km辺りで2個目のジェルと給水、カフェイン効果に期待。残り10km、あと5周と考えると、いくらか気分が楽になったものの、風が強まってきて奇数・偶数ラップのタイム差が大きくなる。
35kmを2:20’28で通過。借金が28秒に膨れ上がる。36kmで給水。向かい風の37kmで痛恨の4'14、やばい終わったかと思うも、取り返す。またやられる、取り返すの繰り返し。
40kmでサクッと最後の給水。
ラスト2km、十分にペースを上げられなかったけど、42回目のラップ音の後、最後の力を振り絞って超絶スパート!
間に合った。練習でサブ50クリア。
総評。5km毎のラップと平均ペース。20kmまでは超安定ラップ製造マシーン。こうしてみると、後半ハーフもそんなに悪くない、かな。
① 19'58、3'59.5
② 19'56、3'59.1
③ 19'58、3'59.6
④ 19'54、3'58.8
⑤ 20'14、4'02.7
⑥ 20'17、4'03.4
⑦ 20'12、4'02.3
⑧ 20'28、4'05.6
・31km以降の奇数ラップ=平均4'08.6
・31km以降の偶数ラップ=平均4'00.5
ピッチは180設定で忠実に守ったはずなのになぜか181。平均ストライド137cm。
ラスト10kmぐらいは、気温も上がって風も強まって、しんどかった。黒いウェアが塩で部分的に真っ白。顔も塩でしゃりしゃりしてた。
これって「悪い汗」みたい。汗腺の機能が衰えて、体に必要な塩分などのミネラルが再吸収されて体内に戻らず、そのまま汗の水分と一緒に排出するから、らしい。
いや~、いい汗かいてるほうだと思ってたけどなー(笑)。
- 関連記事
-
-
つくば4日前~今夜は刺激入れ 2019/11/20
-
つくば6日前 2019/11/18
-
テーパリング期間は不安との闘いでもある 2019/11/05
-
この記事のトラックバックURL
http://runnert.blog.fc2.com/tb.php/228-1dcf0dca