つくばが終わって、月夜はランオフで火夜から始動。体へのダメージは大きくなく、腰骨周りに張りがあるぐらいで筋疲労は部分的。
僕にとっては年内最初で最後のガチのフル。サブ40を達成できたことは嬉しいけど、気温はちょうどよかったし(むしろ暑さが得意な僕にとってはプラス要因)、ものすごい強風だったわけでもない。
このモヤモヤ感が何なのか、それはきっと、もう少し上手く走れたんじゃないかという未練なのかもしれない。
そう思うのは、夏にあれだけ走り込んで、やれるだけのことはやって最高の状態でスタートに立てて撃沈することなく走り切ったにもかかわらず、このタイムしか出せなかったことを自分自身が認めたくないからなんだろう。そうでなければ、あれが限界となってしまう。
ここで、データを整理してみたい。
まず、東京マラソンのラップ。あの時期にしては暖かく、なかなかの強風。30kmまで3’46ペース、残りを3’50~3’52で粘るプランだった。
サブ40設定スプリットタイムの赤線を基準に5km毎の設定タイムがクリアならオレンジ、ビハインドならブルーで表した。赤線より上にいればサブ40圏内、下になると借金を背負っている状態となる。
例えば、5km通過時に2秒の貯金だからオレンジで基準赤線より上、続く10kmまでの区間は設定より12秒速いのでオレンジで貯金が積み上がって計14秒。黄色い丸が累積の貯金か借金という具合。
25km通過時に貯金残高ゼロになり30km地点では借金を背負う形となったが、脚が売り切れたわけではなく向い風が強くてペースダウン。35kmまでは追い風基調だったとはいえ、ペースをちゃんと戻せているのは収穫。
37.5km付近でUターンしてからの日比谷通りは向い風で、特にラスト1kmぐらいの丸の内仲通りでは体がよろめく程のビル風の突風で失速。結果、36秒オーバーとなった。
対して今回のつくば。30kmまで3’45よりも速いペースという設定。中盤の21~30kmで思いのほかペースダウンしたことが響いた。東京の時と違って、なんとか粘れたことでサブ40達成。
15~23.7kmの向い風区間で、割り切って意図的にペースを自重し、終盤に備えることが出来たのかもと思わなくもない。
前後半のタイム差が2分33秒もあったことが、多分スッキリしない原因なんだろう。会心の走りができたと思えるレースでは、狙っていなくてもネガティブ・スプリットかそれに近い状態。
例えば、初サブ45のつくば2019は3秒のネガティブ、コロナで直前になって中止となった東京の代替で走った河川敷でのレースでは前後半59秒差でPB更新。昨年の単独フルで2:41’33とPBを出したときは42秒のネガティブ。
結果論に過ぎないけど、この辺が「上手く走れなかった」という後悔なのかもしれない。そして、上手く走れていれば、結果も違ったんじゃないかと。
なにはともあれ、課題を見つけて練習に励みたい。
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