「その、あと30秒ぐらいなんとかならなかったのか?」
それは禁句ですって(笑)。東京マラソンでのタイムを聞かれ答えた時のボスの反応。まぁ、やっぱりそう思われるのは仕方ない。
一方、妻は2時間40分切れると何かいいことあるの?と。それはランナーに言っちゃいけないコメントだ(笑)。
非ランナーからすればたかが36秒だし、サブ〇〇の意味合いなんてそんなもんだ。
でも、実際に走った身からすれば、なんとかならなかったからこその結果だし、39分台と40分台の違いは大きい。
それはそうと、出来るだけの準備をしてベストな状態でスタートラインに立って全力で走り切った結果の公認PB更新だから満足している。ラスト5kmの強風、特に丸の内仲通りの突風からすれば、よくやったと思いたい。
相対的に見れば、45~49才の年代別順位は3,347人中11位。参加人数が減ったとはいえ、東京マラソンだから全国のランナー層の縮図と言ってもいいだろうし、おっさんながら頑張った結果は決して悪くない。
時系列でのレポが終わったので、総括的に振り返ってみて課題を見つけ次につなげたい。5km毎に実際のデータとサブ40プランとを比較。グレーでハイライトした部分がその差。
分かりやすく可視化したのがこちらのチャート。
横軸が距離で、サブ40設定スプリットタイムの赤線を基準に5km毎の設定タイムがクリアならオレンジ、ビハインドならブルーで表した。赤線より上にいればサブ40圏内、下になると借金を背負っている状態となる。
例えば、5km通過時に2秒の貯金だからオレンジで基準赤線より上、続く10kmまでの区間は設定より12秒速いのでオレンジで貯金が積み上がって計14秒。黄色い丸が累積の貯金か借金という具合だ。
25km通過時に貯金残高ゼロになり30km地点では借金を背負う形となったが、脚が売り切れたわけではなく向い風が強くてペースダウン。35kmまでは追い風基調だったとはいえ、ペースをちゃんと戻せているのは収穫。
37.5km付近でUターンしてからの日比谷通りは向い風。それまでがオーバーペースだったら撃沈していたかもしれないけど、実際はそこそこ粘れている。ラスト2kmは丸の内仲通りのビル群突風にやられたけど、撃沈という感覚はない。
昨年11月のKITA!SENJUはさらに強風だったとはいえ、31~35は3’58、36~40は4’07、残り4’32と落ち込んだ典型的な撃沈劇場。
だから、未練たらたらの負け惜しみではなく、東京の大舞台に相応しい走りは出来たと思っている。
そうは言っても、今後に生かすために今回のレースから課題を見つけておきたい。答えはそれほど複雑ではなさそうだ。この話はまた今度。
⬇⬇⬇完走メダルがひとつ増えたので、バナー変更しました⬇⬇⬇
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