今朝は息子の持久走大会。小2は550m。走るのは苦手な息子だけど、昨年は結局コロナで中止になって練習の成果を試す機会を奪われた。今年は1か月前ぐらいから練習。10回ぐらい一緒に走った。昨年より格段に速くなった。学校での練習では真ん中ぐらいの順位だったらしい。
息子、昨夜になって対象不良。おいおい。娘は、兄弟そろって大事な日の前日に体調を崩すなんて・・・と自虐ネタをぶっこむ(笑)。珍しく食欲がなく、一旦眠りについたかと思えば嘔吐。
ところが、朝起きるとケロッとしていて、走りたいと言って登校して行った。そんな息子の背中はいつにも増して逞しく見えた。
娘は学校なので、妻と応援。病み上がりでやっぱり苦しそうだったけど、びりっけつだけど、歩かず完走。息子、よくやった。
その後、荒川河川敷へ行き、東京マラソン2週間前15kmペース走。
詳しくは週明けに。
明朝は雨予報・・・。ジムに行くぐらいならオフだな。
今日はテレワークなので朝に超スロージョグ12km。
旧中川の遊歩道は夜に走ることが多いので最近は気付かなかったけど、河津桜はちょいちょい開花を迎えていた。雨風に耐え、暑い夏と寒い冬を乗り切り、毎年決まった時期にこうして花をつけるというのは、なんだか健気でもあり力強くも感じる。
さて、今週末は東京マラソン2週間前。メニューは15kmのペース走。朝の時間帯の天気予報を確認すると、あらら、日曜は小雨で風強く10度超え、土曜は晴れで風弱く5度前後。明日だと息子の持久走大会があるから、その前か後か。
毎週金曜はテレワークを終え、リビングに行ってビールを飲みながら息子とブロックスやるのがお決まりなんだけど、断酒中につき新たな試練(笑)。炭酸水でごまそうかな。
昨夜は気温3度、体感温度0度と寒いので、超スロージョグと同じ格好でフツージョグ。
風が強く前半はアップのつもりでEペースの下限4’45ぐらいを目途に走り、後半は緩やかにビルドアップで4’30を切るぐらい。10.4km、平均4’36。家までの往復含め計17km。気持ちのよい汗をかけた。
さて、断酒生活4日目。初日の月曜はオフにせず連日走っているので、ここまでは問題なし。我慢したところでストレスにはならないものの、今夜はオフなので最初のハードルが待ち構えている。
幸い、夕方から夜にかけて2つのzoom会議があり、その合間に食事しないと食べそびれてしまう可能性があるので(=仕事後だと夕食が遅くなりそう)、なんとかなるか。今回はインドとドイツ+スウェーデン。普段は日本には不利になりがちな時差が、今回ばかりは有利に働きそう(笑)。
東京マラソン、16回連続落選中のはるやまさん。今回は彼のお知り合いが25名ほど走るようで。ブログを読み進めると・・・。
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共につくばでのサブ40を目指し一緒に練習し、めでたく達成。その後、彼はハイテクハーフで74分台というとんでもないタイムを叩き出した。勝田はペーサーとして走る予定が何を血迷ったか心変わりし、PB更新。今最も勢いのあるランナーのひとり。
1/31のお昼ごろLINEが送られてきて今週末の練習会に誘ってくれた。そう、あの日の前日。娘が発熱し、妻と僕は絶望に打ちひしがれていた時。その頃の僕のブログといえば、後は無事に試験を受けるだけというようなトーンだったし、彼がこちらの状況を知る由もないから仕方のないことだけど、さすがにマラソンのことを考える余裕なんてなかった。
そして今度はブログを使って、さぁお手並み拝見なのか、挑戦状を突きつけてくるとは。
あ、はるやまさんのことは好きですからね(笑)。「体調万全で」に愛を感じる。
昨夜は21時頃に仕事が終わり、それまでずっと降り続けていた雨は止んでいた。これは走れってこと?
つくば前、8月末からそうしたように、月夜も走ろうキャンペーン再開。3週間の断酒を開始するには走って気を紛らせるのが効果的。ってことで、超スロージョグ12km。
ぶっちゃけ、今回の東京マラソンは気持ちを持っていけそうにないなと消極的になっていたけど、先日の30km走を練習ベストで走れたことで、勝負してみようと思えてきた。
つくばでサブ40できたとはいえ、不完全燃焼というか、もう少しやれたかもという後悔はある。
今年の出走権は2019年夏にチャリティのクラウドファンディングで手に入れたものだし、PBを目指すことだけがベストを尽くすということではないけど、やれるだけのことはやろうと決心した。
断酒は儀式に過ぎない。年に数回のデトックスみたいなことだと考えれば、それほど辛くもない。
今夜も地道に超スロージョグ。
東京マラソン3週間前の鉄板30kmペース走。
気温8度で10度を超えてくる予報。カラッと晴れて風はそこまで強くない。速乾吸水シャツ+techfit長袖+薄手グローブ、ランパン。ちょっとだけ肌寒いけどウインドブレーカーを着たままアップしなくてもいいほど。体調も整ったし、言い訳のできないコンディション。
シューズはアルファフライ2プロトタイプ。
設定は3’40ペース、1:50’00。辰巳海浜公園、1周ほぼ2kmのコース、風向きとGPのクセで奇数/偶数ラップで数秒の差が出るので1周毎7’20前後を目安に。
前日にちょっと食べ過ぎ+飲み過ぎたのか起床時の体重は57.0kg。しばらくの間55.5~56.0で落ち着いていたので、体が重く感じるかなと思いきや、ちょうどいい感じのカーボローディングになった模様。
シューズがハマったというのが大きいが、終始いい感じのリズムで走り切れた。中盤少しこぼれたけど目論見通りラスト5kmでペースアップ。そのほうが満足感が高い(笑)。
練習でのベストを更新。
2km毎のラップ:
7’19, 7’19, 7’23, 7’20, 7’21
7’23, 7’24, 7’21, 7’25, 7’23
7’18, 7’17, 7’21, 7’19, 7’10
5km毎のタイムと平均ペース:
18’21 3’40
18’22 3’40
18’31 3’42
18’24 3’41
18’20 3’40
18’05 3’37
ピッチ176、ストライド156cm。
色々あって(笑)走り切れるかどうか実は不安だったけど、ブログに励ましのコメントを頂けたことで支えになりました。改めてありがとうございます。
家の階段でスリッパが脱げて強打した膝、まだうっすら腫れていて深く屈伸すると膝のお皿に痛みが走るんだけど、幸い走るのには問題なかった。1日経った今日もどこかに違和感があるわけではないので、無理なフォームになってなさそうでひと安心。
娘の中学受験、波乱万丈の5日間だった。
その週は有給休暇を取ったから仕事の会議等が今週に集中しバタバタしっぱなし、今日テレワークでちょっと落ち着いたので、ようやくブログを書ける状況になった。
娘も今週から登校。国語の授業で、こんな学習があったようだ。杉みきこさんという方の作品「あの坂をのぼれば」を題材に、次の文章の続きを想像して書いてみましょう、と。
――あの坂をのぼれば、海が見える。
少年はもう一度、力をこめてつぶやく。
しかし、そうでなくともよかった。今はたとえ、この後三つの坂、四つの坂をこえることになろうとも、必ず海に行き着くことができる、行き着いてみせる。
白い小さな羽根をてのひらにしっかりとくるんで、ゆっくりと坂をのぼってゆく少年の耳に――あるいは心の奥にか――かすかなしおざいのひびきが聞こえ始めていた。
娘の文章はここから。
――あの坂をのぼれば、海が見える。
少年は何度も何度も呪文のように唱えた。そして坂を七つほどこえたころ、少年は不安になってきた。
――なんで、まだ海に着かないのだろう。
だが、海に行くためにひたすら坂をのぼった。すると、ある老人を見かけた。その老人はその坂の近くに住んでいるという。少年は老人にこの近くに海はあるかたずねた。老人はおどろいて、この近くに海なんて無いと答えた。少年は、今までの努力が無駄だったことのショックと、疲労で倒れそうになった。だが、家に帰らなければいけないため坂を下った。フラフラと歩いているとチョウを見つけた。少年がどうにでもなれという気持ちでチョウについて行くと、そこは一面の花畑だった。少年は花畑の美しさに言葉を失った。だが、もう日が沈み始めている。少年はなごりおしく思いながらも坂を下った。
――海は見られなかったけど、花畑を見つけることができた。努力すれば必ず良いことがあるのかもしれない。と、少年は思った。
昨夜読んだ時に、はっとした。
「七つ」というのは、1月も含めた受験回数のことを指しているんだろう。
2/1の前日、娘は38.8度の発熱。危うく全日程でDNSになる可能性もあった中、娘は全身全霊を注いで走り切った。
当日に熱は下がったものの、体の怠さが続き食欲が全くなかった。もうフラフラの状態で、途中で引き返そうか迷ったこともあったし、実際に泣く泣く受験を断念した日もあった・・・。
試験を受けられないどころか家で直前に勉強すらできずベッドで体力回復を図ることしかできないほど体調不良に陥り、不安と恐怖に押しつぶされそうになりながらも、朝になれば這い上がり、試験から帰ってきてからバタンキューという数日間。
昨年の世界陸上で、世界最速夫婦ランナーと新谷選手がコロナ棄権。あの川内選手でさえスペインの大会をコロナ棄権。もちろん彼らをディスるつもりはないし、娘が感染したわけでもないのだけど、どんなに気を付けていても生きていれば体調は崩す。
僕だってそうだ、体調が整わないとか脚の故障や違和感で本命レースにピークを持っていけないなんてことはザラにある。
時にどうしようもならないことで11歳の娘に絶望を味わわせてしまったことを、僕は一生忘れられないかもしれない。
「海」には辿り着けなかったかもしれないけど、その代わり言葉を失うほど美しい「花畑」を目にすることができた。そう思えている娘に、僕は少し救われている。
そして、日が沈めばまた昇るように、その場に立ち止まることなく、前を向き始めている娘。
努力の大切さを学んだ娘。
娘が次はどんな坂に挑戦し、何に辿り着くのか、これからも楽しみだ。