昨夜は、今週末走るTokyo East Run 10kmのコースを試走。スタートは四ツ木駅付近の河川敷で、5km折り返し。平日夜は黒くなぞった旧中川沿いがマイコース。橋を渡ることになり家から2kmぐらいで丁度いいアップになった。
10kmに最適なのはどのシューズか。やっぱりノーマルren?いやジャパンブーストでもいけそうな気がするが、東京マラソン以来となるズームフライFKを試してみることにした。
久々にこの感触、厚底ならではのクッションは脚にやさしい。
荒川河川敷の夜は人通りも少ないし、とにかく暗い。葛飾区側はもっと暗いし、路面もちょっとでこぼこしている。
10kmをまともなペースで走るのも3か月ぶりなので、後半にしっかりペースアップできるようなペース配分を意識。
風も弱く、ほぼ一定ペースで前半19'47(3'57/km)、後半19'13(3'51)、39分ジャスト(3'54)。いい刺激が入った。
なんだか最近、呼吸が苦しい・・・。MxKディスタンスの時に感じた、水分が欲しいわけではないのに喉がカラカラに乾く現象。花粉症に似た症状もあり、鼻の奥から喉にかけて引っかかるものがある。
水門のアップダウンが1回あるけど、コースはフラット。風が吹くと厳しいけど、走りやすい。
ズームフライFKのいいところは、走り終えた後のダメージがやっぱり少ない。
今週末はTokyo East Runの10km。青葉の森リレーから3週連続のレース。
10kmは年間通じてよく走る距離で、フル1週間前の鉄板調整メニューでもある。テーパリングなのでガチらない。最も調子がよかったのは、初サブ50を達成したつくば2017前で、37'26。これがセカンドベストになる。
フルとハーフのVDOTに照らし合わせれば36'04~36'29だから、もう少し頑張る必要があるんだけど、何しろ5kmのタイムが激遅だし、現状カラダが仕上がっているとは言い難い。
そもそも、まともなペースで10kmを走ったのは・・・、東京マラソン1週間前の2月末だ(汗)。もっとも、スピード強化フェーズの一環としての意味合いのほうが大きいので、記録に拘らず今のベストを尽くせればいい。
と、呑気に構えていたんだけど、不都合な真実!?に気づいてしまったのである。
青葉のリレーでご一緒したうっちーさんがメインの30kmを走る。確か、前回の優勝タイムが1時間53分ぐらいで・・・、というようなことを話していたことを思い出した。彼のフルPB(サブ40)の平均タイムの30kmがちょうどそこになる。
今日の彼のブログで、レース当日が誕生日だということを知った。青葉のリレーでの激走は記憶に新しい。今最もノリに乗ってるランナーのひとりだ。
スタートは同時刻。30kmの1時間53分は3'46/kmペース。10kmだと37'40。
走力の差がかなりあるのは事実だけど、30km走るうっちーさんよりも遅く走るのはいかがなものか。結果的には彼のほうが10kmを先に通過する可能性が大きいけど、気持ちと言うか、目指すべきタイムという意味で。
よし、うっちーさんに着いていこう(笑)。って、誕生日記念だし、30kmならもう少し速いペースかな・・・。
今夜はスピード練習の代わりに10kmを走ろう。久しぶりにズームフライFKを試してみるつもり。
日曜のMxKディスタンス、ダウンジョグをしている間に1500mと5000mの早い組のレースがあった。最終組のペーサーは、ケニア人ランナーでフルはサブ10のサイラス・ジュイ選手。
どこかで目にした/耳にしたことがあるなと思って、さきほどググってみたら、陸王の番組に出演していたらしい。インタビュー記事によれば、15歳で来日して以来、日本が好きになったんだとか。でも、生ものは苦手で刺身や寿司はダメ。
彼曰く、ピッチが重要。
「日本ではあまり重要視されていないけど、ピッチはとても大事です。ピッチって、走るリズムを一定にキープし続けることで、そのリズムに乗ると楽になるんですよ。」
身につける方法として、「(ピッチが常に一定の)速い選手の後ろをただ走るだけ。その選手の背中を見ながら、彼のリズムに(ピッチに)合わせて走るんです。」
「キロ何分とかタイムとかよりも、ピッチをリズムをつかんでキープする。まるで波に乗ったように楽になれるんです。」
レポで書いた通り、大撃沈に終わった僕の5000m。改めてデータを見てみた。
ピッチの落ち具合が半端ない。見事な右肩下がりで、悪い見本。
メトロノームを使った矯正練習を再開しようかな・・・。
心・技・体とはよく言われるけど、昨日はどれもが欠けていて大撃沈。言い訳オンパレードのレポ、いきます(笑)。
僕は4組目で、スタートは15:05。この時間帯のレースは初めて。
日曜は朝走って、お昼は家族で食べて、午後から遊びに出かけることが多い。家族揃っての時もあれば、僕が子供たちを連れてというパターンもある。
イレギュラーな時間にひとりだけで走りに行くことに後ろめたさはあった。そこで、午前中は近くの児童館みたいな所につき合って、せめてもの罪滅ぼし。
娘は2週間後のOTTで1000mにエントリーしている。これを使わない手はない(笑)。前日の運動会で1位になり、走って結果を出すことの喜びに浸っている今がチャンス。OTTも頑張る気満々だ。本番の場所で練習する?と誘ったらノリノリだった。
ところが、ぐんぐん気温は上がり、追い打ちをかけるように、区からの安全・安心メールで光化学スモッグ注意報の知らせが届く。わざわざ遠くまで行かなくてもいいんじゃない?という至極真っ当な意見に、そりゃそうだよねって。
娘も巻き込めば、ひとりで日曜の午後に出かけるという状況は回避できるかと思いきや、目論みが外れた(笑)。
電車が嫌いな僕は昨年のOTTは車で行ったけど、パーキングがべらぼうに高いし、トランプ大統領来日で道路状況が読めないので、潔く諦めて電車。黒部名水マラソンの応援ナビをチェック。
そういえば、安倍首相との会食って、六本木の炉端焼きだ。ここは僕も何回か行ってる。海外からのゲストおもてなしに重宝する。
14時頃会場入り。OTTに比べるとかなりの小規模で、些か寂しい。日曜午後特有のゆったりした時間がトラックを支配しているようにさえ感じられた。それにしても暑い暑い。風はあるものの、空気がモワッとして重い。
途中耳にしたアナウンスによれば、気温は36度!
シューズはノーマルren。アップ中、流しを数本入れる。体が重い。正直、前日の運動会観戦の疲れがあった。
インとアウトに分かれて番号順に整列。僕はインの外側になった。今シーズンの目標は17'30だけど、このコンディションじゃ流石に無理。ペーサー18'00(1周86秒、3'36/kmペース)に着いていくことにした。
大事なポジションどりは上手くいかなかった。ペーサーのすぐ後ろで走りたかったが集団の後方になってしまった。そんなわけで1周目は89.4と出遅れ、早くも借金を背負う形となった。
これはマズイと思い、アウトから数人を抜いて集団前方に入るが、それでもまだ5人目ぐらいのポジション。2周目から84.7、83.9、85.9と落ち着き始めたが、5周目以降87.2、86.5、86.5でギリギリの攻防。
水分を欲しているわけではなく、空気が乾燥しているからか、喉がからっからで苦しい。給水で喉を潤すも、あまり効果なし。既にいっぱいいっぱいで息絶え絶え。ちょっとマズイ状態だなとDNFが頭をよぎるが、さすがにそれだけは避けたい。
抗うことも出来ず、ペーサーの背中が徐々に遠ざかり、87.5、87.5、92.4、95.3、92.0、45.9。もはやDNF回避だけの消化周回を重ねるだけのお粗末な結果となった。
中盤の谷は不明だけど、ポジションどりのための入りのペースの乱れ、後半のペースダウンが顕著。
4組目はエントリー数45名で、DNSは16名、DNFは5名もいた。無駄に走って不必要に体力を消耗させないというのも合理的な判断だったと思う。
ゴールして荷物置き場に戻る途中、き〇〇〇さんという方からお声掛けいただいた。僕のブログを読んでくださっているとのことで、この日はお知り合いの応援にいらしたらしく、レース中も「Tomさんファイト!」と何度も声援を送ってくださった。
声援に笑顔で応える余裕が全くなく塩対応になってしまって申し訳なかったです。にもかかわらず、使い古しですけどと言って、リュックからファミマのかち割り氷パックを出して譲ってくださった。まだ十分に氷が残っていて、ご厚意に深謝。ありがとうございます!
DNFしていたら合わせる顔がなかった・・・。
おかげで火照った体をクールダウンすることができたので、ゆっくりとダウンジョグ5kmして会場を後にした。
帰宅時間を妻にLINEすると「長~っ!」と。「!」がポップな絵文字なので怒ってはいなさそうだけど、やばい。帰りがけに彼女が好きな桃のタルトを買って帰って、事なきを得た(笑)。
5月にしては異例の暑さ。プログラムを短縮したり、間に休憩を挟んだりで、無事に娘小学校の運動会が終わった。
体を傾けて必死に頑張った綱引き。
USAに合わせて、見事な縄跳びダンス。
未就学児のかけっこで息子も頑張った。
家族でお弁当を食べ、メイン競技の徒競走80m。練習では1位か2位らしく、緊張しているのかうつむき加減のスタート前。
履いているのは厚底っぽいナイキ。娘曰く、ぴょんぴょん跳ねるように走れるらしい。
最後のコーナーを曲がる時は横一線!フォームがサマになってる!?
抜けるか!?
タッチの差で勝利!
2年生の時は惜しくも2位で、家に帰ってくるなり嗚咽するほど悔し泣きした娘。よく頑張った!
さて、明日はパパの番。初参加のMxKディスタンス。苦手なこの距離を克服しなんとかPBを更新したい。
ランナー通信簿。2年連続でトップ100入り

(注) 2014年度は横浜マラソンが距離不足となったため、2:54:59は採用されず。
さて、毎年恒例、順位の掘り下げ。とりあえず、上位100名のタイムをグラフ化。
気付き事項:
・ 過去3年「43才」はサブ50がランクインの条件だったが、今年はボーダーラインではなくなった
・ タイムが採用された大会のトップ3は下記の通りで、やはり東京と別大が圧倒的に多い
- 2018 別大、東京、大阪
- 2017 東京、防府、神戸
- 2016 別大、東京、つくば
・ 地元の大会(陸連登録地と大会開催地が同一)のタイムが採用されたランナーは、前回25名で、今回は29名に増加。ちなみに、富山/富山はもちろんあの方で、今年は計2名。お知り合いかな?
・ 4年連続で、愛媛/愛媛の組み合わせが多い
・ 意外にも?湘南は1名のみ
・ 自分も走った東京は、あの悪天候にもかかわらず強い人は強いし、やはり記録を狙いやすいコースであることに変わりはない
・ サブ30 4名、サブ35 7名、サブ40 13名、サブ45 22名、サブ50 51名
・ グラフ上に点線で囲んだ部分が、サブ45の分かれ目。トップ100名の中ではサブ45~50がボリュームゾーン。前後順位との差が非常に小さくひしめき合っている。目を凝らすと、サブ45を境に、グラフ上の線の角度が急になっている。どうやら、40台半ばでこの領域になると、サブ45の壁が限界になるランナーと、突き抜けるランナーとに分かれるのだろうか
人それぞれだけど、僕はこのランキング結構気にしてる(笑)。というのも、サブ50(正確にはフルのキロヨンカット=2:48:47)を目指した理由のひとつが、当時このタイムがトップ100入りの目安だったから。
目指したタイムはキロヨンカット。達成できれば自ずとランクインも確実。ブログの当初タイトルが「Road to 2:48:47」だったのは、そういう背景がある。
ところで上位〇%のデータ。これは自己満足でモチベーションの維持にはなる(笑)。何か適当な、分かりやすい比較対象はないかと考えをめぐらせてみた。単純な数字遊びとしてね。
例えば高校サッカーはどうだろう。ググったところ、現在の総数は4,897校。全国選手権に参加できるのは計48校だ。0.98%。いい感じじゃん。つまり僕は各都道府県大会の優勝校レベルだ(笑)。ただし、トーナメント1回戦で敗退だけどー

ドタ勘で、サブ45と1回戦突破、難易度は同じかもしれない!?
まだまだ続く熱狂・青葉の森リレーの、みなさんのレポ。僕は写真をだーっと貼り付けて簡単に終わらせちゃったけど、楽しませてもらっています。船橋Fさんのは、まだ走り始めていないし(笑)、超大作になりそうな予感。
隠れたもうひとつの楽しみが、400枚を超える写真からどれを選んでレポがかかれているか、だったりする。
僕は撮影の知識があるわけでもなくテクニックを持ち合わせてもいないけど、レポに使ってもらえそうなシーン、特に襷リレーの瞬間は見逃さないようにリレーゾーンに張り付いた。
昨年の稲毛海浜公園リレーは4.2kmで待ち時間が長く慌ただしくないし、見通しの良い直線コースがあったし、リレーゾーンのスペースもあり問題なかった。
ところが、各チームの感動ゴールシーンはきっちりカメラに収めることができたが、青葉の森は狭い道幅のコースで人が入り乱れて、身動きがとりにくい状況だったので、残念ながら他の2チームは全ランナーをカバーできなかった。
既に自分のブログでアップしている写真や、皆さんのレポで頻出している写真は除いて、番外編として、お気に入りショットを紹介したい。「狙って」シャッターを切った写真もあるが、「期せずして」貴重な瞬間が切り取れたものもある。
・カミさんの練習パートナー・ダイジさんからの襷を待つうっちーさんを見つめる、激沈上等チーム監督のオーさん。遅筋野郎とか鬼軍曹などと呼び合っている?らしいが(笑)、練習を通じて切磋琢磨しお互いを思いやる優しさが垣間見えるような気がした。
・混合上等チーム監督のキミ兄さん。言うまでもなく、激沈上等Tシャツの生みの親。やっぱり一番似合っているし、こんなに色とりどりのウェアが集まる中でも目立つ。
・3チームのテーマカラーが揃った1枚。赤の人は「こいつら速すぎてバカじゃねーの」と独り言を言ってそうだ(笑)。
・ご本人のブログで使われているけど、これだけはやっぱりアップしておきたい。カミさん2回目の出番で、4位の雷神チームのランナーを抜いて襷リレー。この時の状況をレポで知って、この静止画に熱いストーリーが加わった。
・総合8位と25位、素晴らしい成績を収めた激沈上等と混合上等チーム。周りのライバル達はきっとこう思っているに違いない(笑)。
お後がよろしいようで・・・
マラソンランキングが発表されたり、今週末のMxKディスタンスと6月のOTT 5000mの組み分けとか、ネタがたっぷり。
その前に、リレマラの番外編を残しておきたい。船橋Fさんが上位チームの裏情報をシェアしてくださった。流石はFさん、情報力が違うし、異次元ランナーとの交友関係が広い。
事前に知っていたら、おそらく萎縮してしまっただろう(笑)。とにかくビビる。サブ30とかサブ40って・・・。
僕もググってみた。断トツ優勝の「JR EASTランナーズ」は次元が違い過ぎるので割愛(笑)。2位の「千葉韋駄天アスリーツ 風神」と、4位の「千葉韋駄天アスリーツ 雷神」について。情報ソースはこちら(①、②、③)。
・風神:2015年大会で初優勝、2016準優勝、2017準優勝、2018優勝
・雷神:風神の弟分。上位常連(3~5位)
・大会記録:2:07:06
そして偶然にも、両チームのタイムもネット上に発見したので、ちゃちゃっといつものエクセルにまとめてみた。
常勝チーム「風神」「雷神」「たまたまブログを書いている人とその知人による寄せ集め即席チーム海浜地区韋駄天ランナーズ(表の中では「激枕・韋駄天」ね)」。