東京レガシーハーフ、ペースセッターもフォトクリのカメラマンさんが撮影してくださった。ゼッケン番号がないけど個人IDが与えられて検索可能。
東京マラソンのようなビッグレースであっても被写体は自分だけとか、または自分にフォーカスされて少人数で写っているショットが何枚もあるけど、ペーサーの役割で、しかも僕は後方支援のほうが多かったので集団に埋もれている写真ばかり(笑)。
1時間30分のペーサーは30代2人、50代1人、そして48の僕。
スタート後は自然と若者が先頭を、アラフィフおっさんが後方を走る感じになった。
その中に初音ミクのコスプレをしてレースを走るYouTuberの方がいた。名刺を受け取っていたのでチェックしてみたら、メガネ式のカメラで撮影された動画がアップされていた。
タイムを確認し合いながらペースメイクしている臨場感たっぷり。彼が見た景色を僕も見ていたし、感じたことも同じ。改めて、貴重な経験をさせてもらえてよかった。
最後はスイーパーの役目を担った僕のゴールタイムは1:29'56。
さて、今週も超スロージョグからスタート。
昨日は出張から戻って仕事して帰宅したのが21:30、それから超スロージョグ12km。移動疲れが解消された。
というわけで、ようやくレポの続き。
スタート数分前になりいよいよCブロックの大移動が始まった。長袖シャツにレインコートも着ているから問題ないけど、土砂降りの雨。辛うじてスタートのゲートが見えた。200mぐらいか。
30秒前からガーミンに目を落とし、5秒前からペーサー同士でカウントダウン開始。9:50、スタートの号砲は耳に届かず、ようやく動き出したかと思えば完全に立ち止まるすること数回。
どんどん時間が過ぎていき、焦るなと自分に言い聞かせても無理な話だ。あ~、そういうことか。外苑西通り全車線にわたって整列しているのにスタートゲートからコースが片側車線だけになっているから、訂正→スタートゲート前で反対車線から移動するようになっていて、ここで大渋滞発生。
結局スタートラインを越えるのに2分もかかった。しかも、詰まっていてなかなか進まない。あまりにもランナーが多くてジグザグ走るスペースがほとんどなく、渋滞に阻まれ最初の2km通過時点で11分。その時点で2分半もの借金を背負った形。ここから先は4’07~4’08のペースが必要。
早くそのペースにのせてイーブンで走りたいと思うも、渋滞状況は変わらず。流れてはいるけど、このペースだとどんどん借金がたまる一方。前方に少しでもスペースが空けばペースを速めるしかない。本当はそういう走り方はしたくないけど仕方ない。
そんなこんなで5km通過が22’50。フラッグが取り付けられたバックパックは重くはないし走っていて違和感はそれほどないものの、風が強いと追い風だと煽られてつんのめりそうになるし、向い風だと体がもっていかれそうになる。腕を胸の前でクロスさせてショルダー・ストラップを掴むような格好で走ると緩和されるけど、いささか走りにくい。
1km毎に手動でラップを取りつつタイムチャートと照合。ようやくペースも安定してきて、10km通過は43’18、この5kmは4’06ペース。
「やっと追い付きました!」とか「今どれくらいのペースですか?」とか話しかけてくれるランナーがいると、ペーサーとして走っていることを実感できるので嬉しかった。
11~15kmは4’08、4’08、4’08、4’08、4’07と正確なラップを重ねることができた。15kmは1:03’57だから、4’15で走る時の1:03’45とほぼ同じになった。残りは4’15をちょっと切るぐらいで間に合う。この日、初めてホッとした瞬間だったように思う。
雨が弱まったので、それまでずっと着ていたレインコートを脱いだ。ちなみに、隣のペーサーはバックパックのストラップが切れてしまったらしく、片手で抑えるようにして走っているのが分かる。同じようなアクシデントに見舞われたペーサーも数名いたようで。
(YouTubeから拝借)
残り5kmぐらいから、僕らは周りのランナーを見ながら走りつつ声掛けするようになった。
国立競技場が見えてくると僕はペーサーの中で最後尾に回り、後ろを振り返って「私を追い越してください!」と叫んだ。苦しそうに走るランナーを一人でも多くゴールに導きたい。
トラックに入ってからは大回りし自分が目立つように手を振ってエールを送り続けた。
手元の時計で1時間29分57秒。
ゴール後、目標を達成された方から御礼の握手を求められ嬉しかった。

🏃♀️#東京レガシーハーフ マラソン 2023🏃♂️
— 東京マラソン財団 (@tokyo42195_org) October 15, 2023
ランナーの皆さんが続々とフィニッシュされています💨
雨の中本当にお疲れ様でした‼️ pic.twitter.com/pPOHsmy9Wm
天気予報がドンピシャで朝から雨と風。緊張もあったけど、総武線に乗り換えるとそれっぽい格好の乗客がたくさんいて、気分も自然と上がってきた。
約25名のペースセッターは7:50に千駄ヶ谷駅に集合。Zoomの事前説明会で顔を合わせているとはいえ、リアルでは初対面。お互いのレース予定とか、MGCのこととか、話す内容はマラソンのことばかり。東京マラソン財団のスタッフに誘導され、国立競技場へ。
入口でSUYUさんと遭遇。5月に国府台、6月に奥戸で一緒に練習しているけど、レースではホント不思議なものでバッタリというのが多い。
スタッフADを見せて入場。
ちょうどMGCのスタート直前。レース前の会見で「私に負けているようでは日本のマラソンは暗黒期に入る」と語った川内選手。あの過酷なボストン・マラソンで優勝したぐらいだから、彼にとっては好コンディション。ぐるっと回ってトップ!これからの展開が気になる!
地下の控室に通されグループ毎に着席。
Tシャツや名前入りゼッケンが用意されていた。それと、どなたかが用意してくださったらしいペースチャート。あれ、僕が作ってブログにアップしたのと酷似していてビビる。フォーマットから色使いから何から何まで一緒。まぁいいか。
テレビがあってMGCを観られるのは嬉しいけど、それどころじゃない。事前ミーティング。ホワイトボードの「現状打破」は、スペシャルサポーターのM高史さんがzoomの事前打ち合わせに参加されたこともあって(本家の川内選手もゲスト参加された)、ペースセッターの合言葉になった。
市民ランナー向けのペーサーといえば目印となる風船をキャップにつけるのが典型的な装備だが、より視認性を高めるために、海外で主流というフラッグをバックパックに取り付けるスタイル。恐らく日本では初めての試み。
重さは全く感じない。リングロードの指定エリアでアップ。何度も試作と実走を重ねたらしく、走ってみて違和感ゼロ。
ハーフの招待選手も同じ場所でアップしていて、自然とテンション上がる。
雨で体が冷えないように100均レインコート着て、シューズにもカバー付けて重装備。
ペーサー全員での記念撮影を最後に、グループ毎に指定のスタートブロックに20分前に移動。既に整列を終えて待機しているランナーの横を通る時、やっぱり高揚感はおさえられない。1時間半グループは4名でCブロックの先頭へ。ちょうど橋の下で雨にぬれずに済んだのはラッキー。
陸連のスタッフによると、ABブロックで約1500名いるとのこと。
スタートラインを越えるのにどれくらいかかるか、越えても渋滞がひどいんじゃないか、不安が募る。
続く。
昨夜はEペースでフツージョグ10km。今週末は土曜にポイント練習、日曜は東京レガシーハーフのペーサーなので、負荷は低めでレンジ遅めの4’45で。計17.6km。
僕が担当する1時間30分ペースはCブロックからのスタート。前回から変更されて、国立競技場内ではなく場外の外苑西通りからのスタート。設定タイムはグロス。比較はできないけど、前回1時間30分前後でゴールしたランナーの記録を見るに、スタートロスは1~2分ぐらいか。ラインを越えてもしばらくは渋滞が予想される。
ロスがなければ単純計算で4’15ペース。ロスと渋滞を加味し最初の1km通過にかかった時間を数パターン用意し、その後の配分ペースをまとめてみた。念のため距離は21.2kmで計算。
例えばロスが1分、入りの1kmに4’30かかったとするとトータルで5’30。これを取り返すためには4’10ペースが必要という具合。しっかりと役目を果たしたい。
ちなみに、ペースセッターは専用Tシャツを着て、風船ではなくこういうフラッグをバックパックにつけて走ることになっている。
さてと、明日はテレワークなので朝ランだから、今夜はオフ。
昨夜、東京レガシーハーフのペースセッター向けの事前説明会がオンラインで開催された。欠席の場合は辞退となるので参加必須イベント。
それぞれ3~5名で構成される6グループの応募は150名以上で、その中から26名が選出されたとのこと。まず、スポンサーの大塚製薬の方から「ランナーのためのコンディショニング講座」があり、続いて「大会当日の集合から解散までの流れ」について説明された。
事務局の担当者は4月のロンドンマラソンでペーサーを務め、よくある帽子に風船というスタイルではなく、トレラン用のバッグにフラッグを装着したらしい。世界ではこれが主流なんだとか。周りからの視認性が高く、ペーサーとしても走りにくさはない模様。
確かにググってみると、結構出てくる。
日本で恐らく初めての試みとして、東京レガシーでこれを導入することになったとのこと。
ひとしきりの説明が終わった後は、グループに分かれてのブレイクアウト・セッション。僕が担当することになっている1時間30分ペーサーは4名。お互いの自己紹介をした。
Aさん: 52歳。サブ40
Bさん: 38歳。サブ50
Cさん: 30歳。サブ45。初音ミクのコスプレランナー
Aさんは前回もペーサー経験済み。スタート時の渋滞がとにかく酷くロスは1分半~2分。やっとスタートラインを越えてもまともに走れる状態ではなく前半は4’10前後、後半も4’12~13で刻むことになったんだとか。
前回はネットタイムでよかったのが、Cブロックからのスタートにもかかわらず今回はグロスでペースメイク。仮にロスが2分だとすると、1時間30分のゴールタイムを目指すには4’10がアベレージ。渋滞を抜けるまでのタイムをも考慮すると、実際は4’07前後になるのだろうか。
GPSが乱れることも予想されるから、体感ペースがとても大事になってくる任務になりそうだ・・・。不安ではあるけど、やりがいを感じる。
そのセッションが終わると、なんとスペシャルゲストとして川内選手が登場!海外のレースから帰国されたばかり。ペーサーとして気を付ける点などについてアドバイスを頂く。
そして、M高史さんもご本人を前に登場。
当日の流れを想定してペースメイクする練習もやらないと。
帰宅後、ズームフライFKでEペースのフツージョグ。特にペースは決めず10km強走って4’40。計17.4km。
なんだか、夏の疲れが溜まっているような気がするなー。
昨夜は超スロージョグ12km。日中に30度以上になっても夜になれば随分と涼しくなったので、ウェアはノースリーブからTシャツへ。
さて、今夜は1か月後に迫った東京レガシーハーフのペースセッター向けオンライン事前説明会。ちなみに、ペーサーとかペースメーカーと呼ばれることが一般的には多いと思うけど、東京マラソンではエリート選手を引っ張るのがペースメーカーで、市民ランナーを引っ張るのはペースセッターと使い分けているらしい。
僕の担当は1時間30分のグループ。基本的なことかもしれないけど、確認しておきたいことは何点かある。
・ぶっちゃけ、グロスでどれぐらいのタイムを狙えばよいのか(集団の人数にもよるけど、ぴったり1時間30分だと後ろのほうのランナーが間に合わない可能性あり?)
・きっちり4’15/4’16のイーブンペースでいいのか、それとも前半に少し貯金を作るとか、コースのアップダウンに合わせてペースを調整するのがいいのか、とか
・ペーサーは各グループ3~6人いて、どういうフォーメーションを組むのか(前後に数名?集団の中間にも配置?)
各設定ペースに分かれてのコミュニケーションタイムが設けられるらしいので、ちゃんと打合せできたらいいなと思う。
説明会は19:00~20:30で帰宅が遅くなるし、今週は疲労回復を優先したいので、今夜のスピード練習は回避しフツージョグかな。
この度、大会公式ペースセッターに選ばれました!担当は希望通りの1時間30分。
メールには、「定員を超える多くのご応募をいただいたため応募動機、走力等の観点から選考を実施させていただきました。厳正なる選考の結果、『当選』となりました。」とあった、各ペース3~5名で計18~30名ほどの狭き門。
下手すると真夏日になったり台風にぶち当たる10月中旬だから、ガチでタイムを狙うにはタイミング的に微妙。それにエントリーフィーが13,200円とべらぼうに高い。という2つの理由でエントリーは見送った。
ところが、Team One Tokyoのメンバーで、かつOne Tokyo RCとして陸連登録しているメンバー限定?で募集があったので、将来的にはこういう形でマラソンに関わりたいと思っていることもあり、応募してみた。
走歴13年目ともなれば、ハーフの完走数はそれなりに多い。今回の募集でカウントする必要があった。およそ30回。
もっとも多いのが足立フレンドリー7回で、東京喜多6回、ハイテク2回、越後湯沢コスモス2回。準メジャー級の足立タートル、江東シーサイド、猪苗代湖、千葉マリン、鹿沼さつき、仙台国際、新宿シティ、手賀沼エコ、かつしかランフェスタはそれぞれ1回で、河川敷草レースが数回。
これまでの経験がこういう形で活きるのは嬉しい。一定のペースで走るのは得意なほうだから、しっかりと役割を果たしたい。おそらくは秋冬にフルのサブスリーを目指す集団、そういうランナーのお役に立てればと思う。
さて、今夜は超スロージョグ。天気も怪しいし、ちょっとイレギュラーな1週間になるので、走れる時はしっかりと練習をこなしていきたい。